“良い夜を待っている”

『知的トレーニングの技術』花村太郎

「知的」になるためにはどうすれば良いのか。 「勉強すれば良い」とは言っても漠然としすぎて何から手をつけたら良いのかわからない、というのは多くの人が抱えている悩みだろう。語学でも経営学でも文学でも、その世界は広大すぎて目が眩む。 それでも先に…

『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾ ートナイト』宮澤伊織

ネットロア×怪談×強い百合、待望の第2巻。今回もごちそうさまでした。 巻を重ねるごとに空魚は鳥子にゾッコンになっていくな。虜だけに…それにしても空魚は鳥子に見惚れすぎじゃないか。顔と身体が良い女は百合力がつよい。サービスシーン(何の?)多かった…

『零號琴』飛浩隆

私は今、何を読み終わったのか。 これほどまでに良い意味で「何を読んだのか」が読後に分からなくなる小説も珍しいと思う。それくらい『零號琴』は怒涛のうねりとその中に含まれる幾多の小ネタが緻密に設計され盛り付けられた特上の一品。それらの味わいが豊…

インク沼の住民にもやさしい万年筆 パイロット カクノ

万年筆は楽しい。これは筆記具で書くことが好きな人は必ずや(ハマりはせずとも)通る道ではないだろうか。私もその一人で、万年筆の、使っているうちにニブが私の書き癖に染まっていく感じや、「私だけのペン」という所有欲をみっちみちに満たしてくれると…

綺麗な文字を書くのなら、ぺんてる「エナージェル」が至高

結論を先に言おう。 2018年11月時点で、私史上、最も字が綺麗に書ける筆記具は、ぺんてるのエナージェルだ。 万年筆、油性ボールペン(ジェットストリームなど)、シャープペンシル、極細ゲルボールペン(juice upなど)、消せるボールペン(フリクションな…