アステリオンの旅行鞄
3カ国目は北朝鮮に行こうとしていたのだが、北朝鮮、現代の作品がからきし見つからない。いやもっと本気で探せばあるのかも知れないが、私の検索力と気力(もとから残機が3くらいしかない)では南北分断後で北の作品、となると政治情勢もあるから仕方ないの…
韓国文学があまりにも豊作すぎて、まだ韓国にいます。ヨイヨルです。こんばんは。 今回は晶文社の、現代の韓国若手作家の作品を紹介している全6冊のシリーズ「韓国文学のオクリモノ」から、キム・グミの短編集をご紹介。このシリーズは装丁がとってもオシャ…
近年の韓国文学の躍進はめざましいものがある。日本翻訳大賞の第一回と第四回ではそれぞれ『カステラ』と『殺人者の記憶法』が受賞しているし、近現代の作品がどんどこ翻訳されている。この躍進は、今回取り上げるファン・ジョンウンも訳している斎藤真理子…
アステリオンの旅行鞄、栄えある第1カ国目。まずは日本から。 今回選んだのは吉田知子の短編選集。完全にタイトル勝ちの『脳天壊了(のうてんふぁいら)』。意味としては「大馬鹿者」とか、「頭イカれちゃってる」「イっちゃってる」というようなところ。Wi…
ではさっそく、旅に出る準備をしよう。 荷造りにはある程度の秩序が必要。使用済みパンツと新しいパンツは別の袋に入れたいし、ちょっといいレストランに行くときのドレスと、海に行くときのTシャツはごっちゃにならないようにしないといけない。最初にどの…
この地球上に「国」はいくつあるのか。 外務省のデータでは日本を入れて196ヵ国。でもこれはあくまで「日本が認めた国の数」であって、その他の独立国や地域などを入れると206ヵ国。そしてそれらもどこまでを「国」とするのかで変わってくる。このデータを見…